/ 研修カリキュラム TRAINING Curriculum

研修カリキュラム

ハードウェア、ソフトウェア研修

STEP01

4日間

ハードウェア入門の講習

・ハードウェア入門書の読み込み
・コンピューターとは何か?
・コンピューターの種類、特徴、5大機能
・記憶と2進法
・主記憶装置、補助記憶装置、番地、ビット、バイト、ワード、コード、2進法、8進法、16進法
・10進数から2進数、8進数、16進数の変換に伴う計算方法
・演算と演算装置
・論理和及び積回路と否定回路、半加算機、全加算機、レジスター、補数、補数器

STEP02

4日間

ソフトウェア入門の講習

・ソフトウェア入門書の読み込み
・プログラムとは何か?
・マンマシンコミュニケーション会話
・機械向き言語と人間向き言語(問題向き言語)
・機械語、アセンブラ言語、高水準言語
・OS(オペレーティングシステム)の必要性と役割
・TSS(時分割システム)
・プログラム言語の種類とその役割

JAVA言語研修

STEP01

3日間

JAVA文法の講習1

・JAVAの特徴、実行形式、プログラムの種類
・オブジェクト指向について
・基本命令の記述方法と定義の意味

STEP02

4日間

JAVA文法の講習2

・クラスの特徴、利用方法
・メソッドの作成、利用方法
・継承の特徴、継承方法
・多重継承、オーバーライド、オーバーロードについて

STEP03

4日間

JAVA文法の講習3

・抽象クラス、インターフェイスの説明と使い方の例
・参照型についての説明
・パッケージの特徴、利用方法

STEP04

3日間

JAVA実機演習1(プログラム2本作成)

目的:
JAVAの基本命令と制御を中心に、理解を深める。

-- プログラム概要 --

<1本目>

・型/変数の属性・値の保持の仕組み
・算術演算、画面出力
・キャスト

<2本目>

・条件文、1次元配列
・クラスを使用した単純プログラム
・クラスメソッドの使用

STEP05

9日間

JAVA実機演習2(プログラム2本作成)

目的:
JAVAの中心となるクラスの作成、使用方法等の学習をする。

-- プログラム概要 --

<1本目>

・クラスを使用したプログラム
・クラスメソッド作成
・インスタンス保持

<2本目>

・継承
・オーバーライド・オーバーロード
・ファイル出力

STEP06

10日間

JAVA実機演習3(プログラム1本作成)

目的:
汎用性等を考えながら、クラスの設計を行う。また、可変長配列の使い方を理解する。

-- プログラム概要 --

・線形配列、例外処理作成
・オブジェクト指向
・抽象クラス作成
・ソート

COBOL言語研修

STEP01

8日間

COBOL文法の講習1

・COBOL文法書の読み込み
・用語、記述方法、各種定義、基本的命令の説明
・ファイルの種類(順ファイル、相対ファイル、索引ファイル)と使い方の例
・順ファイルの定義方法と入出力命令について

STEP02

12日間

COBOL実機演習1(プログラム4本作成)

目的:
構造化プログラミングの考え方、順ファイルのREAD、WRITEを中心とした入出力命令、
   
MOVEやPERFORMなどの基本命令を学習する。
 

-- プログラム概要 --

<1本目>

・印刷用データが格納された順ファイルを入力して帳票を出力する。

ポイント

・ファイルの入出力と基本的な命令を理解する。
 

<2本目>

・順ファイルを入力し、必要なデータを抽出して帳票を出力する。
 帳票はページ制御を行いながら見出行、明細行、を印字し、最後に合計行を印字する。

ポイント

・添字を利用した繰り返し処理とデータの集計方法について理解する。
 

<3本目>

・二つの順ファイルを入力し、キーがマッチしたデータをテーブルにため込む。
 データのため込みが完了したら1画面分ずつ画面に表示する。

ポイント

・N:1マッチング、テーブルの利用方法、画面表示、画面遷移について理解する。
 

<4本目>

・順ファイルを読み込み該当キーがキーブレイクしたときに小計を印字しデータエンド時に合計を印字する。

ポイント

・コントロールブレイク、四則演算、グループトータル(小計、合計)の出力について理解する。
 

STEP03

2日間

COBOL文法の講習2

・相対ファイル、索引ファイルに関する命令の説明
・メモリーソート(内部ソート)の必要性と技法(挿入法、併合法、基数法、交換法)

STEP04

3日間

COBOL実機演習2(プログラム1本作成)

目的:
索引ファイルの更新とメモリー内ソート(交換法)を学習する。

-- プログラム概要 --

・索引ファイルを順ファイルのトランザクションデータにより更新する。
 キーの照合の際、不一致の時はアンマッチリストを作成する。

ポイント

・索引ファイルの更新方法及びメモリー内ソート(交換法)を理解する。

STEP05

1日間

COBOL文法の講習3

・デスクソート(外部ソート)の目的とロジックの組み方
・登録集(COPY句)の目的と記述方法
・プログラム連絡節の説明(連絡データ部の定義方法と外部サブルーチンの呼び出し命令)

STEP06

7日間

COBOL実機演習3(プログラム4本作成)

目的:
プログラム間連絡の使い方、プログラム間結合(リンク)の使い方を学習する。
 

-- プログラム概要 --

4本のプログラムをリンク(結合)させる。1本のメインプログラム(メニュー画面)からの画面入力に従い、各プログラム(サブルーチン)を呼び出し処理を実行する。
 

<1本目(メインプログラム)>

メニュー画面を表示して利用者に処理を選択させる。
 選択した処理に従い以下の機能を持つサブルーチンを起動する。
 サブルーチン:データ入力サブ、入力データソート&印字サブ、データ照会サブ

ポイント

・プログラム連絡、外部サブルーチンの起動及びパラメータの記述方法、
 サブルーチン側のパラメータの受け取り方法と処理後にメインプログラムへ戻す方法について理解する。
 

<2本目(データ入力サブ)>

・画面からの入力データのエラーチェックを行い、正しいデータのみをファイルに出力する。

ポイント

・可変長データの入力チェックの方法と指標を使った表操作命令の使い方、
 登録集(COPY句)の書き方を理解させる。
 

<3本目(入力データソート&印字サブ)>

・データ入力サブにより出力されたデータを顧客別、住所別にソートして印字する。
 また、印字データを索引ファイルで出力する。

ポイント

・整列・併合(ソート・マージ)命令の使い方、索引ファイルの編集、出力方法を理解する。
 

<4本目(データ照会サブ)>

・画面から指定された顧客データを索引ファイル(ランダム指定)から抽出して画面に照会する。

ポイント

・索引ファイルのランダムアクセス方法を理解する。